幽霊船?

イタリア南部沖で多数の移住希望者を乗せながら、操舵する乗組員がいない貨物船が見つかり救助されたそうだ。最近同様のケースが周辺海域で相次いで発生しているらしい。船頭のいない「幽霊船」は不法移民密航の新たな手口とされ、欧州で警戒が強まっているという。貨物船は1日午後、乗船者から「乗組員がいない」と無線通報を受けたイタリア当局が同国南部沖約150キロの海上で発見された。救助隊が2日、燃料切れで漂流していた船にヘリコプターから乗り込んで制御し、港まで曳航したそうだ。貨物船はトルコから出港したとされ、女性や子供を含む約360人が乗船。国籍は不明だが何戦中のシリアから逃れてきたともみられている。操舵していた乗組員は途中で船を脱出した可能性が高いという。

欧州では近年、地中海を超えてくる北アフリカや中東からの不法移民の増大が問題化し、密航者が手引きしていると言われている。従来は漁船やゴムボートが主流だったが、今回使われたのは建造後40年以上の貨物船だった。このまま密航者が増えてしまうとそれこそ大きな問題になりかねない。何とか対策を取っていかなければならないだろう。

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